はじめての性病検査
クラミジアの特徴

感染者が最も多い
とても感染しやすい
自覚症状がでにくい

感染しやすい性クラミジア感染症

クラミジアとは?

クラミジアは最も広く感染者がいるとされる性感染症です。

推定では日本国内で100万人以上が感染されているとされており 最近では特に女子高生などの若い女性の感染例が多くなっています。

クラミジアは非常に感染しやすく、報告によっては1回の性交渉で感染する確率は50%にもなります。 性の低年齢化と性病予防の認識不足から若い年齢層に非常に感染が拡大しており、感染者の約70%が10~20代の方です。

クラミジアに感染しているとHIVを含む他の性感染症に飛躍的にかかりやすくなるため、 少しでも不安がある場合は早めに検査を受けることをおすすめします。

性クラミジア感染症の症状

クラミジアに感染すると数週間で発症しますが、人によっては症状が現れない人もいます。 特に女性は自覚症状がない人が多くなっています。

女性の場合
クラミジアに感染するとおりものの量が増えますが他に自覚症状があらわれにくいので 自分が感染していることに気付かないことが多くあります。

治療せずに放置しておくと、体の内部まで感染が広がり子宮内膜炎や卵管炎になり 子宮外妊娠や不妊の原因となる事もあります。 また、流産、早産の原因にもなります。

クラミジアは性器以外にも喉(ノド)にも感染します。 ノドにはフェラチオなどのオーラルセックスによって感染しますがディープキスによっても感染することがあります。 通常のキスの場合は感染する可能性は低いです。喉に感染すると痛みがでて痰が増えます。

男性の場合
クラミジアに感染するとおしっこをする時に痛みを感じます。 また、尿道から透明な膿がでることがあります。

治療せずに放置しておくと尿道を経由して感染が広がり、前立腺炎、肝炎、腎炎などになることがあります。 また、クリニングスなどによって喉(ノド)にも感染します。

ディープキスによっても感染することがあります。通常のキスの場合は感染する可能性は低いです。 喉に感染すると痛みがでて痰が増えます。

クラミジアの治療

クラミジアに感染しているかどうかは検査によって簡単に判定できます。 感染していた場合には抗生物質と抗菌剤を服用することで2週間程度で治療することができます。

クラミジアの症状は数日でおさまることが多いのでそこで薬の服用をやめる方が多いのですが、 菌が完全になくなっていない状態で服用をやめてしまうと 症状が再びでたり治療できたと思ったままクラミジアに感染し続けることになります。

また、最近では薬に耐性を持った菌もあらわれていますので 医師が完治したと診断するまでしっかりと薬を服用するようにしてください。